こどもたちの現状を知る

CHILDREN


日本に広がるこどもの
貧困


私たちは「すべてのこどもがいきいきと健やかに育つ地域社会を実現する」ため活動しております。こどもの貧困率は11.5%とされ、約9人に1人が貧困状態にあり、不登校や引きこもりも深刻化しています。安心して集える居場所の提供や学びと経験の機会創出に取り組むとともに、支援者自身も常に学び、進化し続けることを大切にしています。

日本のこどもの9人に1人が
「貧困」状態にあります。

ひとり親世帯に限ると、約2人に1人が貧困状態。
(世界的にみても極めて貧困率が高い)

小学校・中学校における
不登校児童生徒数は増え続け、

過去最多の
約30万人となっています。

参考資料:文部科学省『令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について』

児童虐待相談対応件数は
年間21万件以上。

参考資料:『令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保』

日本語指導が必要な外国籍の
こどもも増え続けています。

(注)義務教育中は2016年度に創設された学校教育制度のため、2014年以前のデータはない(出所)文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」より

ASSIGNMENT


支援がそもそも始まらない

当事者が支援を求められない主な理由

(現場での実体験)

  • 制度を利用することによるスティグマがある。
  • 助けを求めること(援助希求)や助けを借りること(援助要請)が苦手
  • 必要な情報が届いていない
  • 人、支援への不信感等々

ASSIGNMENT


支援が始まっても関わりが難しい

  • 本当に支援が必要な困難な世帯ほど支援につながりずらい
  • 支援が始まってもなかなか教室(会場)には来れない
  • 専門性のある関わりが求められるため支援が難しい

SOLUTION


世帯とつながり、ネットワークを構築する

  • 他機関と連携を取り、同行訪問を通じて利用開始。
  • 利用開始後も会場に来れない子には家庭訪問支援を通して世帯と関係を深め支援を展開。
  • 地域資源の活用や、必要な機関へ紹介を行い、多職種による連携で包括的な支援のネットワークを構築。